本記事は

脱サラしたいけど、成功か失敗かの体験談を知りたいよ。そして脱サラ後に成功だったかどうかの感想も聞きたい
という方に向けてのものです。
実は、わたしたちの身近に50歳で脱サラした人がいます。義父です。
本記事を読めば、50歳で脱サラした人が5年後にどう思ったのかがわかるとともに、失敗しないための対策法もわかります。
それでは、早速見ていきましょう!
50歳でセミリタイアした義父

詳しくはこちらに書いてありますが、義父は約20年前会社を辞めました。
辞めた理由はこんな感じです。
- 会社の人間関係が嫌になった
- 仕事がキツくなってきた
- 子どもが大きくなってお金がかからなくなってきた
- 南国でゆっくり過ごしたかった
では、そんな義父が50歳で脱サラして、5年後にわかったこととは何だったのでしょうか?
早期退職後、5年後にわかったこととは 成功?失敗?

では、まずはじめに5年後に脱サラして成功だったのか失敗だったのかを見ていきましょう。
結果:失敗 息子にお金を借りることに

すまんが、息子よ。お金を貸してくれんか。
結論から申し上げますと、義父のセミリタイア生活は失敗しました。
50歳で早期退職してから5年後、夫に一本の電話がかかってきたそうです。
「もしもし、父さんだが。スマンが、お金貸してくれない?30万円くらい」
お金を貸してほしいとの電話でした。
夫は30万円を貸したそうです(返ってこなかったみたいです…)
そして数か月後、また義父から電話がかかってきました。
「もしもし、スマンが、あと10万円ほど貸してくれない?」
さすがに夫はお金がなかったので断ったみたいです。
失敗した原因とは

会社員時代と同じ消費行動
あるあるですが、人間は生活基準を落とすことを極端に嫌がります。
- レクサスに乗っていた人が軽自動車に戻す
- 毎日外食をしていたのを自炊にする
- 持ち家に住んでた人が安アパートに引っ越す
たしかに生活水準を落とすと幸福度が下がることはありますが、早期退職するのであればそれまで入っていた給料が入らなくなるので、今までと同じ暮らしをしていたらいずれ破綻します。
義父はそれに見事にハマってしまったのです。
お金のことを汚いと思い込んでいた
そして2つ目がこの、お金のことを汚いと思っていたです。
夫曰く、義父はお金の話をすることを極端に嫌がっていたようです。そうなってしまうと、お金にウブになってしまい、お金を失うことになりかねません。お金にウブな人ほど詐欺に遭いやすいみたいですよ。
義父は詐欺には遭っていなかったみたいですが、消費者金融からお金を借りてしまっていたようです。
現金だけしか持っていなかった
義父が早期退職した2000年代はまだ、デフレ状態なのでマシですが、これからの時代、現金だけだとジリ貧状態です。
現金はインフレに激弱なのです。
親の資産をあてにしていた
これもあるあるかもしれませんが、親の資産をあてにした早期退職は非常に危険です。
骨肉の争いってたいがいがお金ですよね?
親の資産をあてにした早期退職をした義父は当てが外れ、実家をもらえずに、自分で家を買うしかなくなり、退職金をすべて使い果たしてしまったみたいです。
お金の知識がなかった
そして、極めつけがこれですね。
お金の話が汚いと思っている方によくあるのが、お金の話は汚いから知識がつかないのです。
断言できます。
お金の知識をつけずに早期退職する人、失敗しますよ。
脱サラに失敗しないためには

対策法、めっちゃ簡単です。
失敗した人を反面教師にして、真逆のことをやればいいのです。
- 会社員時代の消費行動を改める
- お金は汚くない、中立だと知る
- 現金以外、株や不動産を持つ
- 親の資産をあてにしない
- お金の知識をつける
まとめ
50歳で早期退職した義父、成功か失敗か 5年後にわかったのは?
結果、失敗だった。息子にお金を借りることに
失敗した原因 5つ
- 会社員時代と同じ消費行動
- お金の話を汚いと思い込んでいた
- 現金だけしか持っていなかった
- 親の資産をあてにしていた
- お金の知識がなかった
話はこれで終わりません。
義父は、息子にお金を借りるようになってハッと目が覚めたようで、それまでの消費行動を改め、55歳以降はお金に困ることはなくなり、セミリタイア生活を謳歌していました。
そう!義父は失敗したけど、挽回してセミリタイア生活に成功したんです!
50代で早期退職を考えている方、当ブログで今後もセミリタイアに失敗しない方法をアップしていきますので、ともにお金の知識をつけていきましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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