本記事は

もし、FIREとかセミリタイアできなら、南国に移住したいんだけど、実際どうなん?
といったお悩みをお抱えの方向けです。
この記事を読めば、南国に移住したリアルな体験談がわかります。
南国へ移住しようかお悩みの方、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、早速見ていきましょう!
南国へ移住した夫

夫は大学生から30代後半までずっと東京で暮らしていました。
そして30代後半でいろんなことが起こり、ここ南国へ移住してきました。
夫の南国移住のキッカケについて気になる方は、こちら。
簡単に挙げると
- 仕事だけの人生に疑問
- 会社の上司の姿が自分の理想と違った
- シンプルにやりたいことは先にやろうと思った
という感じですね。
ただ、夫は十分なお金が貯まってから東京から南国へ移住したわけでなく

南国でお金貯めて、ゆるくサイドFIREを目指そうっと
という感じです。
たしかに、
完全リタイア→南国移住
ではありませんが、ただ、残業を月100時間→残業ゼロに減らしたサラリーマン生活を送っているので、
FIRE後の南国移住を考えている方には参考になるかと思います。
FIRE後の南国移住ってオススメなん?

結論:条件が合えばめっちゃオススメ
結論から言いますと、
これから挙げる条件に合致する方にはめっちゃオススメ!
です。
ではその条件とは?
ゆったりとした生活がしたい


やっぱり、南国はゆったりとしているんだね!
そうですね!東京や大都市から南国に来たらここはめっちゃ感じるみたいですよ!
具体的に言うと、夫曰く
「東京だと、あれ?もう夜中の12時だ。寝なきゃ…1日あっという間だ」
「南国だと、あれ?まだ夕方6時じゃん。仕事終わってしばらく経つかと思ったら、まだ1時間しか経ってないや」
という感じのようですね。
このゆったりとした感覚、何も自分の時間感覚だけではありません。みんながゆったりしているのです。そう!バスも車も。
夫のエピソードトークをひとつ。
夫が近所のおばさんにお土産を12時に渡す約束をして、キッカリ12時に着いたら
「うそでしょ?時間通りに来たの?」
と驚かれたとさ。
競争社会に疲れた

現代は競争社会を言えます。特に都会はそうですよね。
小学校からかけっこやマラソンで順位を争い、テストで点数を競わせる。
大学受験では熾烈な偏差値争いをして、大学に入ったとしても学部同士で上か下かを争う。
社会人になったら、ライバル会社に負けないようにとノルマを必死にこなし、社内では出世争いに明け暮れ、家に帰ってもご近所のあの子は名門私立学校に受かったからとわが子も競争に参加させる。

もう競争とか疲れたよ…そういう争いとかないとこないの?
あります!ここ南国です!
全く争いがないとは言いませんが、東京ほど競争社会ではないと断言できるみたいですね。
ここでエピソードトークを一つ。
ある人が
「自分はW大の法学部だぞ」
とドヤって言ったら、近所のおばさんは
「ふーん。ところであんたイモすき?この畑で採れたの食べる?めっちゃうまいよ!」
となったようです。そう!学歴よりもその人の食の好みに興味があるのです。
マウント合戦に疲れた方、南国はオススメですよ!
”ない”ものより”ある”ものに着目できる

控えめに言っても、ここ南国は東京より便利ではありません。
そこら中に張り巡らされた路線や地下鉄、東京ディズニーランドや花やしきなどの娯楽施設もありません。
そうだ!京都へ行こう!ってなったらめっちゃお金かかるし時間もかかります。
東京に比べたらめっちゃ不便です。
そう!ないものに着目したらここ南国はないものだらけです。
交通の便はめっちゃ不便だし、渋滞するし、娯楽施設はないし、キラキラしたカフェも東京ほど多くない。
だが!
エメラルドグリーンの海、中古の軽自動車さえあればどこでも行けちゃうし、ピクニックに最適な公園、数少ないけどオシャレなカフェ。
”ある”ものに着目すれば、めっちゃ快適に過ごせます。ここ南国は。
ここでもエピソードトークをひとつ。
ある女性がここ南国へ移住してきたときのこと。
女性「〇〇さん(夫の名前)、あたしここ南国のこういうとこが我慢ならないの」
夫「まぁ、確かに日本の大都市と比べちゃうと不便っすよね」
女性「あれもないし、これもない。やっぱり、大都市の方がたくさんある」
この女性、今はもう南国から大都市へ戻っていきました。

なるほどね!じゃあ、反対に南国移住をオススメできない人って?
逆に南国移住をオススメできない人は?

では、オススメできない人について挙げていきましょう!
結論:南国に合う人と反対の人
めっちゃシンプルです。
上記で挙げた特徴と合致しない人です。
ゆったりじゃなくて、効率・速さを重視する人


オラは、秒でアレを終わらせたい!

オラだって、即レスしてソッコーでいろいろやりたいだ!
こんな方には南国は向いていないかもしれませんね。
これ、例えるとゆったりとしたスローテンポのボサノバが流れるカフェに、アップテンポのハードメタルの音楽が流れるラジカセ(古い!)を担いで入っていくようなものです。
周りのみんなはボサノバに合わせて、ゆったりとコーヒーを飲んでいるのに、自分だけめっちゃ濃縮したエスプレッソを一気飲みしているようなものです。
なんか、合わない
ってなるのも無理ないです。
この効率・速さを重視するのは若者に多いですよね。
その証拠にここ南国からティーンや20代前半の若者が大都会に出ていくことが多いみたい。
マウント合戦が好き

最初に断っておきますが、競争そのものは本人の実力やサービスを向上させるものなので、悪いことではありません。むしろ今の資本主義社会ではそれが普通です。
ただ、学歴でマウントを取りたい方やTOEICの点数で上に立ちたい方には南国はオススメできません。
それ、ここ南国だとそもそも争うつもりがないので、戦っても面白くないと思います。
エピソードトークでも挙げましたが
W大卒の人が近所のおばちゃんにドヤっても
「ふーん」
で終わります。
競争が好きな人には耐えられないでしょう。ちなみにそのW大卒の方は、鳩が豆鉄砲を食ったような反応でした。
”ない”ものに目がいきがち

有名なお話でコップに半分の水が入っているのを見て
「もう半分しかない」
「まだ半分ある」
と人によって見方が違うようです。
もしあなたが、もう半分しかないと”ない”ほうに着目するのなら南国移住はオススメできません。
控えめに言って、ここ南国は東京などの大都市に比べてないないづくしです。
東京ディズニーランドもユニバーサルスタジオジャパンも温泉もららぽーともありません。
エピソードトークでも挙げましたが、もしあなたが
「あれもないし、これもない」
と”ない”ことにだけ着目していたら、南国での生活は苦しいものになるでしょう。

そりゃあそうだけどさ、ついついないものに目がいっちゃうのよ!

そうそう!やっぱり南国のスローライフが憧れなの!
そんなあなたに朗報です。
南国移住へのハードルが下がった出来事があります。
それは
IT革命と交通網の発達
です!
南国移住への追い風

わたしたち夫婦は南国移住への追い風が吹いていると思っています。
具体的に挙げていきます。
ネットで繋がれる
南国移住へのハードルがあるのは
今住んでいる地域の家族や友人と離れ離れになってしまう
という方も多いのではないでしょうか。
ひと昔まえでしたら、電話やメールしかありませんでしたら今はLINEやテレビ電話ですぐにつながることができるようになりましたよね。
これって、南国移住を考えている方には朗報だと思います。
交通網の発達
こちらもひと昔前に比べて、めっちゃ発達しました。
今はLCCなども就航しており、気軽に国内や海外へ行くことができます。
家族や友人にすぐに会いに行けるようになりましたよね。
ネットで稼げる
FIRE後に働かない人にはあまり関係のない話ですが、サイドFIREを目指している方にとってもこのネットで稼げるのは朗報です。
どこにいても稼げるネットビジネス系の事業を持っていれば、南国移住へのハードルはグッとさがります。
ネットで証券口座持てる
FIRE後に心配になるのはお金の面だと思いますが、こちらもIT革命のおかげで解決できます。
今はコンビニに行けばATMでお金が引き出せますし、クレジットカードが使えるお店の方が多いですよね。
ひと昔前なら、大都市にしか証券会社がなくて、銀行へお金を移すだけでも手数料がかかっていたのがうそのようです。
ネットで買い物ができる
これはAmazonや楽天市場のおかげとも言えますが、ここ南国でも大都市までとは言えないまでも不便を感じないくらいの買い物ができています。
それもIT革命のおかげでポチポチとスマホで買い物ができるようになったからですね!
ネットで楽しめる娯楽
ひと昔前なら、TSUTAYAでしか借りられなかった映画やマンガがスマホで観れちゃう時代になりました。
そして本も本屋で買わずにネットで読める時代に。
わたしたちはアマゾンプライムやKindle Unlimited
、オーディブルを利用していますが、どれも快適です。
まとめ
FIRE後、南国へ移住はオススメなのは
- ゆったりした生活がしたい人
- 競争社会に疲れた人
- ”ない”より”ある”に着目できる人
オススメできない人は、効率・速さ重視でマウント合戦好きで”ない”ものに着目しちゃう人
ただ、IT革命や交通網の発達で南国移住への追い風が吹いているのは確か
ここまで詳しくお伝えしてきましたが、わたしたちは思います。
そもそもFIREしたい人ってだいたいが南国移住をオススメできるのでは?
と。
効率や速さが重視されることに限界を感じ、競争社会に疑問を持ち、”ない”ものではなく”ある”ものに着目できる人がFIREしたんじゃないかと。
たぶん、効率重視でマウント合戦が好きで”ない”ものねだりをしている方はFIREせずに働き続けているんじゃないかと。
極論ですが、FIRE後に南国移住して合うって思えばそのまま住めばいいし、合わないって思ったら他のところへ行けばいいのではと思っています。
(FIREしてない人が偉そうに言うんじゃないよ)と言われるかもしれませんが
FIRE後、南国移住してスローなライフすると違った景色が見えてくるのは確かですよ!
南国移住を考えている方の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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