本記事は
50代、60代が投資する際に気を付けるものってある?
といったお悩みを抱えている方向けです。
実はこれを気をつけないと取り返しのつかないことになります。
この記事を読めば、50代60代の方が投資にハマりやすい落とし穴だけでなく予防法も知ることができます。
落とし穴にハマりたくない方、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、早速見ていきましょう!
50代 60代が落ちたら即終了の落とし穴 5選
退職金をつぎ込む
退職金が振り込まれると必ずと言っていいほど、あるところから電話がかかってきます。
そう。銀行です。
銀行はあなたの口座残高を逐一、チェックしています。
そして、電話で営業をかけてくるんです。
「資産運用しませんか?」
って。銀行員は親切であなたのお金を増やそうとしているんでしょうか?
いいえ。銀行はあなたから手数料を取りたいのです。
だって、それが銀行の仕事ですから。
弊行の利益は度外視して、お客様の利益第一で資産運用させていただきます!
なんていますかね?いたら会ってみたいです。いや、きっとその銀行をクビになっていることでしょう。
退職金を投資にまわしたら、大損こいた。
なんて話、よく聞きますよね。
自分は大丈夫!ひっからないよー。投資のプロに話を聞けばいいんでしょ?
そういう方が一番、危ないんです。
投資のプロって全員が全員、大金持ちですか?
投資のプロで株式市場が読めるなら、大金持ちになっているはずですよね?
投資の名著、敗者のゲームでしっかりと書いています。投資のプロが運用するアクティブファンドはインデックスファンドにほとんど勝てないというデータが出ています。
投資のプロが隠したがる不都合な真実です。
銀行・証券会社の窓口で買う
じゃ、じゃあさ、銀行とか証券会社の窓口でちゃんとした人にすすめられた商品を買えばいいんでしょ?
甘いですね。
金融機関は民間企業なので、営利を追求するんです。
あなたのお金を増やすより、営業利益をあげたほうが出世できるんですよ。
そしたら、営業マンはどうするでしょう?
あなたが一番儲かる商品なのか、会社が一番儲かる商品、どちらをあなたにすすめるでしょうか?
50代60代の方で、人生の酸いも甘いも味わっている方ならお分かりですよね?
この点については、何年か前に金融庁がブチきれコメントを出しています。
私は、ここ数年、金融機関に対し「顧客本位の業務運営」をしてくださいと一貫して申し
上げてきました。企業が顧客のニーズに応える良質な商品・サービスを提供し続けること
が、信頼に基づく顧客基盤を強固なものにし、供給者である企業の価値向上につながる
ことは、金融機関のみならず、およそ全ての企業に当てはまる原則だと思います。しかしながら、現実を見ると、顧客である消費者の真の利益をかえりみない、生産者の
論理が横行しています。特に資産運用の世界においては、そうした傾向が顕著に見受け
られます。森金融庁長官基調講演 2017年4月7日
・・・ちょっとお役所の人は何を言いたいのかよくわからん…
これ、わかりやすく言うと
「金融機関さんよ、俺、お客さんが損しないようにしろっつったよね?なんで、お前だけ得してお客さんが損してんの?ナメてんの?金融庁長官だよ?俺。」
です。
とくに金融庁の中で悪名高いのが、そう、毎月分配型の投資信託です。
毎月分配型の投資信託
毎月分配型の投資信託については、金融庁もこれまたブチきれています。
毎月分配型の投信は、引き続き多く販売されていますが、毎月分配型では複利のメリットが享受できないことをお客様に理解してもらった上で投資判断していただくのが「顧客本位」ではないでしょうか。
森金融庁長官基調講演 2017年4月7日
これ訳させてもらうと
「金融機関さんよ、まだ毎月分配型の投資信託をお客さんに売りつけてんの?客が損をするって説明せずに売ってるの?マジでふざけんな」
です。
覚えておいてください。
毎月分配型の投資信託は、たこ足配当というク〇ぼったくり商品なんです。
お客さんから預かったお金をちょっとずつ切り崩して、お客さんに返しているだけで、自分は手数料をごっそりもらっているという、控えめにいってもク〇ぼったくり商品と言われています。
監督する人に名指しで批判される商品ってヤバくないですか?
投資界のレジェンド、故山崎元さんも窓口で売っている投資信託の99%はゴミと酷評しています。
あなたはゴミを買いますか?
好きな企業の株だけに投資
えー?自分の好きな企業を応援するならいいんじゃない?
もし、あなたが好きな企業の株が暴落して、株が紙くずになっても
そっかぁ、紙くずになっちゃったかぁ。じゃあ仕方ない、あきらめよう
という気概なら止めません。
ただ、多くの人は好きな企業を応援できて、株価も順調に上がって配当金をもらえる、夢のようなものを想像するのではないでしょうか?
はたして、それ投資始めたばかりの初心者に見つけることができますか?
株式市場は世界中から猛者が集まる場です。
野球で言うなら、メジャーリーグ。サッカーで言うなら、ユーロチャンピョンシップ。
初心者がそこでプロを差し置いて、優勝を勝ち取れますか?
答えは明らかですね。
ワンルームマンション投資
ワンルームマンション投資、よく耳にしませんか?
でも、詐欺られたって話をよく聞きます。
消費者庁、金融庁、国土交通省が連名で注意喚起しています。それだけ、ヤバイ投資っていうことです。
夫の知り合いで、ワンルームマンション投資をしてしまい、取り返しのつかない借金を背負ってしまったと嘆いておりました。
YOUTUBEでワンルームマンション投資 末路で検索してみてください。
ヤバイ実態がご覧になれます。
目先の収入が良好であっても、環境変化・物件の劣化等により賃料下落・空室が生じたり、サブリース契約があっても保証賃料の減額や契約解除が生じる可能性
出典:金融庁 投資用不動産向け融資に関するアンケート調査結果について
儲けたい人からお金を騙し取る方法なんて、いくらでもあるんですね。
この記事をご覧になっているあなたは、目先の利益に目がくらんで…なんてことないですよね?
まとめ
50代60代 投資する人の落とし穴 5選
- 退職金をつぎ込む
- 銀行・証券会社の窓口に行く
- 毎月分配型の投資信託
- 好きな企業の株を買う
- ワンルームマンション投資
ちょっと待った…もう手遅れだ…
そんな方、そのまま放置しないでください!
50代、60代でお金の失敗をすると取り返しがつかなくなります。
老後破綻なんていう恐ろしいことになりかねません。
そんな方には、これを強くオススメします。
お金の勉強
です。
今なら、優良な本がたくさん出ています。
読書が苦手な方にはこちら。
動画で観たい?オススメはこちら。
わたしたちもYOUTUBEで動画を公開しております。
もし、落とし穴にハマってしまった方、今すぐお金の勉強をして穴から這い出ましょう!
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