この記事は
NISAで積立投資始めたけど、株価が下がってばかりで不安だワン!
このまま続けていいのか不安だからなんか落ち着く処方せんでも出して欲しいワン!
といったお悩みをお抱えの方向けです。
この記事を読めば、人間の心理を知ることができて株価下落の不安がめっちゃ和らげることができます。
株価下落で悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください。
実際にわたしたちも以下のことを考えていて、たとえ株価が下がっていても、枕を高くして眠っています。
NISAに関しては、わたしたちの運用実績も公開していますので、御覧いただけるとありがたいです!
株価下落の不安を和らげるには
人間にはバイアス(偏見)があると知る
積立投資をする上で、覚えておいたほうが良いバイアス(偏った考え)があります。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/choiyomi/choiyomi010.html
- 今の経済情勢から考えて現状の資産配分が理論的に望ましくないにもかかわらず、変更することに躊躇したり、何もしないことを無意識に選択してしまう(現状維持バイアス)
- 金融資産の運用で収益が出る喜びより、損失を被る悲しみを重く捉える(損失回避バイアス)
- 直近の利益にとらわれて長期的な利益を逃してしまう(近視眼的行動バイアス)
ウゲ〜、難しい言葉はやめろだワン!
わかりやすく普段の生活で例えましょう。
現状維持バイアス
現状維持バイアスは、貯蓄から投資へというニュースを観たことあるけど、実際には行動せずに貯蓄だけを続けてしまう感じですね。
何か行動起こすのってめんどくさいですよね。
損失回避バイアス
損失回避バイアスは、たとえば
- 100%の確率で来年10万円が手に入る
- 20万円か0円、来年手に入る確率は五分五分
となると多くの方が1を選びがちだと思います。10万を確実に受け取れることを考えると来年0円になるのが損だと考えてしまうからですね。
近視眼的バイアス
近視眼的バイアスは、例えば
- 今、売れば1万円確実に儲かる
- 一年後に売ればかなりの確実で2万円儲かる
となるとこれも1を選ぶ方が多いと思います。不確かな未来より今を優先してしまうんだと思います。
これはもう本能的なものな気がするので、避けようがなさそうですが、こういったバイアスがあるんだと認識するだけでも違ってくると思います。
野球を始めたばかりの人は、ボールをグラブで取るのすら怖いと思います。あんな硬いボールが顔面にあたったら…と本能的に反応してしまうからですね。
ただ何度もしっかりとボールをキャッチして成功体験を積み重ねれば、本能に打ち勝ってボールをバシッとつかめるようになります。
値下がりが逆にメリットに
積立投資をしている方であれば、ドルコスト平均法をご存知かと思います。
株価が値下がりしているのは逆にチャンスです。積立投資だと株価がずっと右肩上がりよりも値下がりしたほうが将来受け取る金額は高いんです!
毎月5万円を合計600万円、10年間分を積立投資した場合における4パターンの値動きのシミュレーションを見てみましょう。 【図表2
最も高かったのは、価格が下落したあと当初の値段まであがったパターン③なんです。順調に右肩上がりで値上がりしたパターン①ではないんです。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/kurashijuku/pdf/201901/vol_047_003.pdf
値下がりはむしろバーゲンセールと考えて淡々と続けることが大事ですね!
人類は成長し続けてきた
それでもまだ不安な方はいらっしゃると思います。
最後はデータではなく、人間の本質みたいなものを考えてみました。
わたしたちは単純にこう考えてます。
人間は一度、便利なものを知ってしまったらもうもとには戻れないし、欲望には果てがない
と思ってまして、一度便利なものを知ってしまったら、もう不便なものにはなかなか戻れないと思っています。
もし今からスマホをなくして連絡手段は黒電話一択となったら?
たぶんとんでもない反発にあうでしょう。
また今後、スマホに変わる便利な連絡手段も出てくるでしょう。
そういう人間の欲望にともなって経済も成長していくと信じています。
まとめ
- 人間にはバイアスがあって、株価が下がると不安になるのは自然なこと
- 下落局面は長期積立投資で考えれば、むしろメリット
- 人類は成長し続けてきたから、今後もきっと成長していくはず
積立投資が不安になる気持ちとてもよくわかります。
ただわたしたちは、過去のデータを見ながら長期で見ていけば人類は成長し続けるはずと強く信じています。
そう、未来は明るいって思えるから積立投資をしています。
子どもたちの未来が明るいって本気で信じています。
本日は以上になります。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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